小学校１年の算数における子どもたちの学習を支援するアプリです。
用意された動物やおはじきなどのオブジェクトをiPad上で操作しながら、自分で考えたり、友だちに説明したりすることができます。
「１ねん 大きなかず」は、以下の３つの内容で構成されています。
○いくつかな １１～２０
犬や猫などの動物たちを「１０といくつ」に分けて数えるなど、数え方の工夫をしたり説明をしたりする活動を通して、１０よりも大きい数の仕組みについて理解することができます。
○いくつかな ２１～１００
たくさんのカニやヒトデなどの生きものたちを数えるときに、「１０のかたまり」をつくって数えると便利であることを、数え方の工夫をしたり説明をしたりする活動を通して理解することができます。
○いくつかな １０１～
棒や折り紙を使って、１０本（枚）集めて十の束をつくったり、十の束を１０束集めて百の束をつくったりする活動を通して、十進位取り記数法を理解することができます。
〈主な特長〉
iPad上での具体的な操作は、子どもたちが問題解決のための道筋を目に見える形で、様々に試行錯誤することを可能にします。
iPadを机の上において自分の考えた道筋を、隣の友だちに説明したり、専用のケーブルで電子黒板やプロジェクターなどに接続して、クラス中の子どもたちに説明したりすることもできます。
〈主な機能〉
【学習モード】
「１ねん 大きなかず」は、各内容の中で学習の進め方に合わせて「きほん」「はってん」の２つの学習モードに分かれています。
【道具箱】
初めから画面上に用意されたオブジェクトとは別に「道具箱」の中にも動物たちや棒・折り紙が用意されていますので、取り出したり、しまったりしながら自分で問題を作ることもできます。
【台紙】
背景の台紙は、用途に合わせて様々なものを用意しています。学習の目的や進め方に合わせて、自由に選ぶことができます。
【うごかすモード】
配置されている動物や棒などのオブジェクトを動かしたり、道具箱から新たに取り出したりすることができます。
また、取り出した動物や棒などのオブジェクトをしまうこともできます。
繰り上がりのときに、棒や束を１０ずつまとめて１０の束にすることができます。折り紙についても同様のことができます。
【かくモード】
指を使って文字や数字を書いたり、消したりすることができます。
色や太さも選ぶことができます。
【かわるモード】
この機能を使うと、初めから置かれていた動物などの具体物を消して、ブロックやおはじきなどの半具体物だけを残すことができます。
決まった使い方はありませんので、授業の展開や子どもたちのアイディアに合わせて、自由にお使いいただけます。
〈QB説明〉算数シリーズは、学習指導要領に基づき、今後も領域や学年別の指導に合わせたツールとして、ラインナップを増やしていきます。